雑記:競技における上位層の大多数が持っている概念

 上位層の大多数とか書いていますが別に調べたわけでもなく、ただの感覚で語っているだけです。

 

 まあ、間違ってないとは思ってるんですけどね。

 

 まず、競技には自分なりの必勝パターンと必敗パターンってのがあります。

 

 

 もちろん””なんて漢字は使ってますが『データ上の100%』って意味ではなく、その『個人が自分なりに思う100%』『90~99%』と思ってください。

 

 

 今回このブログで紹介するのは

「どうすれば勝って、どうなると負けるのかを考えた人たちが行き着く境地のひとつ」

 になります。

 

 結論から述べると、自分が動く→相手を動かせる→それのアンチを取る になります。

 

 

 さて、まず物事には個人主観の必勝パターンが存在すると先に言いました。

 

 概念的に言えば、○○の状況のとき、△△になったら勝てる確率が上がるってことです。これが必勝パターンのこと。

 

 おそらくこの記事を読んでいて、なにかしら人と競うものを真面目にやっていた人は、得意なプレーってのがあると思うんですよね。

 逆に苦手なプレーってのもあるはずです。

 

 ということで

 

 

・その得意なプレーに持ち込むやり方を考えよう。

・その不得意なプレーに持ち込まれないやり方を考えよう。

 ↓さらに発展させると……

・その得意なプレーの種類を増やそう

・その不得意なプレーの種類を減らそう

 

 

 これが、今回のブログの記事

「どうすれば勝って、どうなると負けるのかを考えた人たちが行き着く境地のひとつ」

 になります。

 

 

 要するに、自分のすでに持っている武器を活かす方法と自分の持っている武器を増やす方法――この二つを考えると、攻めが上手くなるわけです。

 逆に、弱点に関しても同じ考え方をすれば、守りが上手くなるわけです。

 

 

 まずはこちらの動画をごらんください。

 

 左の方は元フットサルの選手で、今はドリブルのコーチをフリーでやっていらっしゃる方です。

 右の方はボクシングの世界チャンピオンですね。亀田兄弟の認知度はかなり高いと思います。

 

【殴り合い】世界チャンピオン亀田和毅に挑む!! - YouTube

 

 

 絶対に抜ける間合い→必勝パターン

 まず自分が仕掛けて→・その得意なプレーに持ち込むやり方を考えよう。

 

 そして27分06秒にて、亀田選手は質問に対して自分から仕掛けて、得意なプレーに持ち込む。と、おっしゃっています。

 27分24秒にて、どのスポーツでもこの概念は同じ。とも……。

 

 

 次の動画です。また同じ方になりますが、この動画でもコーチングにて。

 

 

田中陽子 × 岡部将和 ドリブルデザイン - YouTube

 

 プロの方にこんなことを言うのもおこがましいんですが、やっぱり人間には癖があります。その癖ってのが自分の武器に頼りすぎることです。

 

 実際はそんなことないと思いますが、癖で七歩歩いてからのシュートを好む傾向があったとしたら、五歩で打てるシュートも持っておくと強いよねって話です。

 

 

 まとめると、基本的に

 

自分の得意なプレーが存在する→得意なプレーをする方法とは

 →相手を先に動かす(得意なプレーに持ち込めるような動きをさせる)→好きな動きをすることで勝てる。

 

自分の得意なプレーを増やす→上の流れに種類をもたせられる

 →相手にコントロールを打ち破られる可能性が減る

 

 みたいな感じです。 

 これが自分のすでに持っている武器を活かす方法と自分の持っている武器を増やす方法。になります。

 

 武器を活かす方法→その武器が活かされるような動きを相手にしてもらう→そのためには?

 

 これが、上位勢の大多数が持っている概念になります。

 

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 私のブログは一応、FPSを主題としているのでFPSに例えますが、チームで動くときにやっぱり作戦ってのは多ければ多いほど強いんです。

 そして、その作戦を成功させるためには前提となる動き……つまり作戦が成功するための動きを常に意識します。 

 つまり、自分の武器を活かさせる動きを相手にしてもらう。

 

 相手をコントロールし、自分の手中に収める。

 この考え方が私のFPSゲームに対する行き着いた境地のひとつです。

 

 これは余談ですが、自分がFPS初中級者時代に生配信で最も勉強させていただいた、元FPSプロゲーマーのbarusa選手のブログでも似たようなことが書かれています。

 

barusaブログ 講座 作戦について、グレを構える事についてのデメリット

 

 てことは、一番重要なのは、stdで相手の配置をあらかじめ把握した上で?
これも一理あるけれども自分的にはstdで相手の配置をxxxに誘導する事だと思ってるんですよね。
だって、配置って変わっちゃうかも知れないけど、相手の動きを制限する事によって、
相手はそれに対しての対策か、別の動きにシフトするんですよね。
てことは前者よりも後者ですよね。

 

 この方も似た思考でした。stdというのはスタンダード(チーム全体の基本的な動き方)のことです。

 

 

 話を戻しますが、サッカーでもボクシングでも似たような思考をしていたわけです。

「どうすれば勝って、どうなると負けるのかを考えた人たちが行き着く境地のひとつ」

 になります。

 

 いったい境地が何個あるのかは予想すらできませんが、今回の記事は対戦における攻め好きな人間がもたらす境地のひとつではないかな、と今では考察しています。 

 

 ただの予想ですが、守り好きな人はいかに上手く相手に”すでに読み切っている得意なプレー””相手のやりたくないプレー”をさせるのを意識してたりするんでしょうか。

 

 

 もし他の思考方法があれば、ぜひとも知りたいものです。

 どんな概念が『その人の戦い方を、動き方を決めている』のか、とても興味深い。

 

 

 他にも似たようなことや、全然違うことを書いてるブログや動画があればコメントにて教えてください!

 この考え方がすべてのスポーツに共通している。それが事実であれば、知っているだけで競技の上達速度は向上するんでしょうね~。 

 

 

 

 最後に総括すると

 

 

 自分が動く→相手を動かせる→それのアンチを取る

 読み合いのなかで強い概念のひとつ、が上記の流れ。

 

 

 今回の記事で、”読み合い”に対する戦い方のひとつに、そういうものがあるんだな。と、思っていただければ嬉しいです。