LoL基礎講座18.『視界管理』

 

 一旦、これで終わりです。

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 LoL基礎講座18.『視界管理』

1.【視界管理もターン制】

2.【攻撃的・守備的なワード】

3.【ピンクワードは有料】

4.【ワードの考え方】

5.【青・赤トリンケット】

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1.【視界管理もターン制】

 

 ワードどれだけ敵が映っても自分たちが動けなければ意味がありません。

 ワードに映ったら点数が入るゲームではありません。

 

 つまり、自分たちが取るアクション先に考える必要があります。

 そのアクション内容に合わせてワードを置くのが効率的です。

 

 ドラゴンバロン、ヘラルドなどは分かりやすいですね。

 アクションが決まっているのでワードを置く場所、タイミングが分かりやすいです。

 

 LoL基礎講座15.『集団戦の勝ち方2』の三大ピンクワードが例に挙がります。 

 

 では普段、置いているワードの目的はなんでしょう。

  次のアクションを決めるためか、ガンク回避用に置いています。

  これを攻撃的・守備的なワードと言います。

 

 例えば、ボットレーン対面を倒し、味方のADCはタワープレートを1枚食べる。

  なので、サポート敵JGワーディングします。

 ガンク回避用ワードを置くよりも、敵JGが映るワード置くほうが強いです。

  リコールするのにガンク回避用を置いても意味がありませんからね。

 

 例えば、ミッドレーン対面TF、Lv6のタイミングでroamされてしまいそうです。

  5:00レーンワードを置いてからリコールすればroam先を特定できますね。

  5:30Lv6なのは、もう皆さん知っていますね。

 

 LoLターン制なので、それを理解する適切なワードが置けるようになります。

 正直、ワードだけは適当にプレイしてても一生うまくならないと思います。


 LoLでリプレイを見ながら、どのワードが最適だったか考えていく必要があります。

 

 例えば、悪い例でいうとプッシュできてないラインより奥にワードは置きません。

  置いても壊されるだけだから意味がありません。

  バロンドラゴン警戒ワードより先に、プッシュできるようになるワードです。

  レーンをプッシュできなければ止めることもできません。

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2.【攻撃的・守備的なワード】

 

 アクション攻撃的・守備的に分かれます。
 ワードも同様に攻撃的・守備的に分かれます。

 

 例えば、攻撃的なアクションはroamして味方を助けます。

 例えば、守備的なアクションは味方ジャングルが敵に襲われているのを助けます。

 

 よく自分たちが勝っているなら奥目にワードを置くという説明があります。

  それは攻撃的なワードを指しています。

  負けている敵は自分たちのジャングルに入ってきたりしません。

 

 攻撃的なアクションをするための攻撃的なワード。

 守備的なアクションをするための守備的なワード。


 例えば、自分がレーンで負けていて味方ジャングラーが襲われそうです。

  それ対策にJG入口守備的ワードを置きます。


 例えば、赤側トップレーナーがビックウェーブのプッシュに成功しました。

  その後、グロンプブルーバフが映るワードを置いたとしましょう。

  これを見て、自JG、ミッド、SUPはアクションを考えます。

 

 敵ジャングルがそこに映ったら、みんなで襲いにかかる。みたいなことです。

 その後、ヘラルドを取ったりカウンタージャングルできればスノーボールできます。

 

 たまにスノーボールしているトップレーナーが敵ジャングルをソロキルします。

  けれど、極端に勝ってないと無理です。


 攻撃的なワードはチーム全体でその視界を活かさなければなりません。

  そのワードで、自分たちのアクションを変える準備が必要です。

 

 逆に守備的なワードは個人個人でその視界を活かすことができます。

  自分や味方の危険回避のためなので、意図が分かりやすいです。


 ただし、勝っているときに置いても意味が薄いです。

  相手が攻撃してこないと意味がないからですね。

 

 攻撃的なアクションをするためには外出時間が長くないといけないです。

  ターンをきちんと確保するレーニングが必要です。

 

 例えば、味方のミッドレーナーベイガープッシュ主導権がないとしましょう。

  他のレーナーが攻撃的なワードを置いても利用しづらいです。

  味方の構成によっても、置くべきワードが変わってくるのです。

 

 難しいですね……。

 
 これが攻撃的なワードと守備的なワードの違いです。

 

 攻撃的なワード敵が分かっていなかったときに得するアクションが取れます。

  味方がターンを合わせれば、分かってても死ぬような凶悪アクションが取れます。

 

 守備的なワード敵が動いてきたときに得するようなアクションが取れます。

  敵が強気すぎるプレイをしてきたら、味方が寄れば咎められるかもしれません。

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3.【ピンクワードは有料】

 

 黄色ワード互いに通るような場所置きます。

 基本的にはガンクの回避用ですが、オブジェクトの管理にも置かれます。

 

 ピンクワードレーナー壊れにくい場所へ置きます。

 ジャングルサポートピンクワード敵ワードを壊すことを優先して置きます。

  もちろん、どうでもいい敵ワードは壊しません。

 

 両者ともにガンク回避用にもピンクワードは置きます。

 

 レーナー壊れやすいところピンクワードを置かないでください。

  75Gはそれなりに高価ですし、敵が壊すと30G取られます。

  冗談抜きで、敵に壊されると合計105Gの損かもしれません。 

 

 例えば、普通のbotレーン戦は川にある点ブッシュピンクワード必要ないです。
  なぜなら、お互いのターン壊すタイミングがあるからです。


 片方が一方的に押せる状態なら考えますが、それでも黄色ワードで良いと思います。

  一方的に押しているなら敵JGにワードを置くべきですし。

 

 味方ジャングラーが来るときだけ点ブッシュにピンクワードを置きましょう。

  そうすればデワードもできますし、ターンごとに壊されません。

  壊れやすいのでサポートが置くべきですね。

  味方ADCに置かせると75Gがもったいないです。

 

 ADCの場合は非常に壊れにくい、自陣側のジャングルに置きましょう。

 ピンクワード何本も買って金を損するのはレーナーの役目ではありません。

 

 ミッドレーナーだけは仕方がないところもあります。

  スワップ前はジャングラーサポートがある程度カバーしてあげましょう。

  味方ミッドレーナー置いていない逆サイドに置きます。

  もしくは、敵ジャングラーの位置が特定できるようなワードを置きましょう。

 

 レーン戦フェイズのレーナーは、敵ジャングラーの位置を予測しておきます。

  そろそろ敵ジャングラーが来るってタイミングで黄色ワードを置きましょう。

 

 例えば、敵ジャングラー逆サイドガンク中に黄色ワード置く意味はありません。


 敵ジャングラーの動線は、できるだけチームで把握したいですね。

  1:20ラプターワード強い理由は黄色ワードを節約できる面もあります。

 

 ここまでレーン戦段階を中心に話しました。

 スワップはまた考え方が少し変わります。

 

 敵のバックTP警戒のためにレーンピンクワードを置くことがあります。

  考え方的にはサポートジャングラーが置くべきですが…。

  壊れにくいのでレーナーが置くのも良いと思います。

 

 集団戦フェイズになってもレーナーの考え方は変わりません。

 できるだけ壊れにくく安全な場所へピンクワードを置きたいです。

 

 例えば、ラプター横のミッドへ通じる細道のピンクワードはレーナーが置きます。

 例えば、フランカー対策用のワードは壊れにくいので、レーナーが置くべきです。

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4.【ワードの考え方】

 

 ワード3種類の考え方があります。

 

 1.敵のアクションを察知して逃げる→防御的ワード

 2.敵の位置を発見してこちらが攻撃的に動く→攻撃的ワード

 3.草むらの視界がないと集団戦で動きづらいから置く→集団戦用ワード

 

 今までの概要は話してきましたが、さらに細かく掘り下げていきます。
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防御的ワード

 

 敵ジャングラーによって置く位置がかなり変わってきます。

 

 例えば、ザックやケイン、シャコなどは壁越えしながらJG内を移動しています。

  なので普通のブッシュに置くと見つけづらいです。

  彼らの対策は壁奥ジャングルクリープそのものワーディングすることです。

 

 例えば、リーシンやニダリーはウルフ→ラプターで回ると、壁越えでファームします。

 そのため、彼らの対策はラプターブッシュピンクを置きます。

 

 このように、敵ジャングラー効率的な周回方法やルートを調べておきます。

  その対策でワーディングすると防御的ワードが発揮されやすいです。 

 

 また、ワードに映っていないからこそ逆算で敵の位置を把握できるときもあります。

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攻撃的ワード

 

 置く場所は皆さんがイメージする場所で大丈夫です。

  攻撃的ワードはチーム全体でアクションを管理します。

  けれど、本来は動けるはずなのに動かない人もいます。

  特にレートキャリーを使っている人は動きたがりません。

 

 元も子もない話をしますが、自分自身が動けるようなワードを意識...。

  というよりは、攻撃的ワードに映ったときに自分が動く準備をしておくのです。

 

 例えば、レッドサイドがブルーバフ前にワードを置いて映ったとしましょう。

  それが映る読みで、ドラゴンを取る準備を先にしておく...みたいなことです。

 

 攻撃的ワードを置くときに死なないように注意してください。

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集団戦用ワード

 

 AA主体で戦うキャラは敵の位置が見えないと攻撃ができません。

 スキルで戦うキャラも敵の位置が見えないとスキルが当たりません。

 

 ましてや、CCを雑に使ってしまう可能性も高まります。

 敵のフランカーが存在するのにCCを誤って吐くと壊滅する可能性もあります。

 

 だいたい全JG内ファイトはこのワードを置きながら戦うことになります。

 ですので、集団戦しながらワーディングする練習必要です。

 

 ドラゴンやバロン用のワードは置く場所がほぼ決まっているので、難しくありません。 
 さらにフランカーがうざいときに追加するって感じですね。

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青トリンケット

 

 効果時間が無限なので、ピンクワードよりも更に壊れにくそうなブッシュへ置きます。

 チャージされたら即座に置く、これを繰り返せば自ジャングルが明るくなります。

 チーム内でトップレーナーとADCで繰り返すのがオススメです。

 

 特殊な位置からのガンクや、味方ジャングルが襲われたりするのを防げます。

 青トリンケットは非常に守備的なワードの置き方相性が良いです。

 

 基本は壊されにくい位置へ置きまくって、明るい場所を増やしていくのです。 

 

 一部、バロンタイミングやドラゴンタイミングで使うときもあります。

  これは、少し特殊な置き方と思ってください。

 

 スプリットプッシャーが持つと敵ジャングルの動線を調べやすく相性が良いです。

  その場合の青トリンケットは敵JG内に置くことになります。

  それでも壊れにくそうなブッシュから優先して置きます。

 

 チャージが溜まったらとりあえずピンクワードよりも壊れにくそうな場所へ置く。

  バロンやドラゴンタイミングからは置かないで取っておく。

  そんなイメージが良いでしょう。
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赤トリンケット

 

 赤トリンケットのイメージは3種類あります。

 

  防御的ワードの破壊→アクション失敗の結果

  攻撃的ワードの破壊→相手を攻撃的に動かせない

  自分の位置がバレたくないフランカー

 

 防御的ワードの破壊は、アクション失敗の結果から生まれるものです。

  防御的ワードを壊すために動いてるわけではないです。

  アクションに失敗したから仕方なく行っています。

 

 つまり、ガンクが成功しないと思いつつ行う、防御的ワードの破壊は弱いです。

 

 攻撃的ワードの破壊は、敵に情報を渡してアクションされたくないから行います。

  ほとんどのケースは自ジャングル内に置かれたワードの破壊ですね。

  敵のアクションが完全に終わってターンがこっちに移った状態で壊したいです。

  そうでないとワードにTPされたり、キャッチされる可能性が出てきます。

 

 攻撃的ワードは、そもそも相手側の人が置いた動くためのワードです。

  ターンが移ってないと、普通に攻撃的ワードのせいで殺されます。

 

 フランカー用の赤トリンケットは、レーン戦が終わったら適当に持って良いです。  

  それだけですね、赤トリンケット発動しながら横のポジションを取ればいいです。

  逆に言えば、赤トリンケットを持っていない人はフランカーできません。

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 まとめ

・自分たちが動くワードと、ガンク回避用のワードがある

・自分たちが動くワードは、動ける人が誰か確認して置く

・ガンク回避用ワードは、敵ジャングラーが逆サイドだと無駄になる

 

・レーナーが壊れにくい場所にピンクワード

・JGとSUPは壊れやすいところと、ワード破壊にピンクワード

・青トリンケットはチャージしたら置く

・青トリンケットはオブジェクトの1分30秒前ぐらいは置かない

・赤トリンケットは自陣ジャングルワードを壊すのは、安全なとき

・赤トリンケットはフランカーなら持っておく