雑記です。
最近LoLで初心者~中級者層にゲームを教える機会があって、ふと思いました。
ちょっと集団から飛び抜けたやつって、なにを考えてるんだろう。
なにを考えていたら、集団から飛び抜けていったんだろう。
最近、格ゲー……もといストリートファイター6がブームですね。
プロ格ゲーマーの雑談切り抜きを見ていましたら、彼らは上級者ばかりで集まって練習をしたことが成長に大きくつながったそうです。
それ自体は、自分も思い当たることがありました。
周囲と実力が離れていると、そうそう上手くなることはできません。
今までの感覚と、最近覚えた知識を元に『上級者への道』を言語化します。
結論から申し上げると、俯瞰して知識を見る、ということになります。
自分だけではなく、先人がどういう知識体系をしているかを見るのもポイントです。
知識の全体像と知識の体系
六角形のパネル枚数が多ければ多いほど、知識の全体像が分かっています。
MMO系のスキルツリーを思い浮かべればゲーマーには通じるでしょうか。
そして、知識を実際に習得した状態を赤色で表現します。
ほとんどは赤色に染まっていますが、一部、白色のパネルもあります。
これは、認識できている無知、習得していない知識のことです。
もちろん、技術に置き換えてもらっても構いません。
頭の中でやらなきゃいけないのが分かってはいるが、
実際にはやっていないこと……。よくある話ですね。
なので、中級者から伸び悩んだ人はこの状態になっています。
白色のパネルがそもそも存在しない。
知識の全体像が掴めていない状態です。
つまり、本人が知らない概念によって結果が振るわないわけですね。
この状態に陥った場合、まず知識の全体像を掴む作業から入らねばなりません。
・自分よりも詳しい人に聞く。
・自分の行為、味方の行為、敵の行為のすべてを疑う。
・過去から現在までの変化した流れを実際に追う。
こういう行為で、未知の世界が存在することを認識していきます。
あとは、赤色に塗り替えていけばいいだけです。
例えば、上級者の知識を聞きかじっただけの人はこのような状態になります。
手に入れた知識がまばら、点です。知識が線になっていません。
これは本質を理解しているわけではないので、結果が出ません。
知識だけやたらあるのに上手じゃない人はこういうパターンですね。
そして、最後に体系化を行います。
今まで埋めてきたパネルから、新たなパネルが生まれるのです。
この青色のパネルが開いた状態にまでなると、おそらく線として通ってきたパネルを誰かに説明できる状態になります。
つまり、知識の応用ができるようになるわけです。
この応用レベルで、実際に上級者と呼ばれるようになるでしょう。
人に説明ができるようになり、結果も出るようになり、
そして自分に足りない部分がどこかを把握できるようになる。
つまり、白色のパネルがどこにあるかが分かって、
それを赤色にするにはどうすればいいか。
そうした俯瞰で見られる状態にまで持ってくることが、『上級者への道』なのです。
白色のパネルを作ることも、パネルを赤色にすることも両方大切です。
そして、青色のパネルを作るのが上級者への道。
ゲームのトッププロたちは、もうほとんどのパネルを埋めきっているので、
いわゆるゲームを進化させる次世代の人たちが、新たな青色のパネルを作り、
それを他の者たちが見て、白から赤色へと変化させているのです。