e-sportsが浸透するのに時間があまりかからないだろうと思う理由

 昨今のe-sports浸透は正直すごいです。テレビやラジオで話題に出ていたり、芸人がゲームの公式放送に出ることもあります。

 これらはつい10年ぐらい前で考えるとまああり得ないことなんですよね。本当にここ2年ほどでその速度は急激に上がりました。

 

 

 しかしこの浸透――――すごいとはいいましたが、それは今までがまったくなかったため、それが進んだことですごい、という表現を使っただけであって、実際に国民の3割ぐらいは知ってるのか? っていうとそうでもないと思います。若い人は3割ぐらいいるかもしれませんがね。

 

 では、今回の記事タイトル通り、なんでe-sportsが浸透するのに時間がからないだろうかという話になりますが、まず浸透させるにはなにが必要でしょうか?

 金の入る仕組み? はい、半分ぐらいはそうですね。

 当たり前の話ですが、金が手に入らん業界は広がりません。作成側も大きくならなければ、それを楽しむ側も大きくなりません。有名にもなりません。なぜなら有名にするための努力が生まれづらいのと、有名にするために必要な資金がないからです。

 例えばアメフトがありますよね。みなさん名前は聞いたことがありますが、ルール知ってますか? 知らない人が大半でしょうし、選手の名前なんて一人も知らないでしょう。しかし、アメフトは、私は知りませんが絶対金の入る仕組みは発達してます。アメリカの国技ですからね。

 ということは、興行化というのは、最初の耳にしたことはある程度の存在を生むんですよ。

 

 けれど、一般的なバスケやサッカーとは違う。

 これらはルールを大体知ってます。なぜなら学校でやるから。

 

 浸透の意味合い……つまり、認知度ではなく、e-sportsをどれだけ知っているのかを進めるということ。

 

 これをするには強制でやらせるor自発的にやらせる

 これ以外に選択肢はないのです。

 

 しかし、強制でやらせる機関は生まれないでしょう。そして、自発的にやるかどうか……。

 

 ここが話のキモになります。

 結局、自発的にやる理由がないんですよね。仮に興行化が進もうと、そんなのは自発的にやることにはつながらない。まあ広告でやってみようぐらいの人はもちろんいますが、根本的に人工が増えるのかというとそんなことはない。

 

 知らない人たちが興味を持ってやってみよう。ぐらいの感情にさせるには、別業界からのアプローチが必要なわけです。

 例えば韓国であれば、k-popアイドルを大会へ呼んでくるとかがあるわけです。

    ヨーロッパでは、すでに浸透しているからかもしれませんが、マックがNIPバーガーというゲーミングチームのハンバーガーを出しちゃったりしてるわけです。

 まったく関係のない、まったく興味のない人たちを惹きつけるのは、そのゲームではなく、別の業界のなにかなのです。

 

 では日本はそれをしているのか? まだしてないです。しいていうなら芸人呼んでるぐらいですが、芸人ファンだからその大会の実況見ます!とかゲームのネット番組見ます! はあまり考えづらいかな。本田翼の生放送はすごいので、彼女をゲーム番組に呼んだほうがいい。

 

 ま、いずれするでしょう。というか、素人の一般人の自分が思いついているのでやろうとしていないわけがないです。

 やらない理由はまあ金でしょうね。金がないからそのアプローチを持ってこれない。それも、最近のe-sports事情を見るに、徐々に大きくなっているわけですから、まあ時間の問題でしょうね。

 すでに吉本興業がゲーミングチームを立てているそうですし、芸能人関係はコネから問題なさそうです。あとは、ただ時間がたてば金が生まれ、最強の広告宣伝剤である芸能人たちを呼ぶ。 それによって、e-sportsはすぐに浸透するでしょう。

 

 ゲームは楽しいですから、まだ盛り上がってない日本がおかしいのです。おかしいものはいずれ治ります。それが世の中の条理です。