消去法の使い方について

 みなさんがよく日常で使う消去法は、意外と気をつけて使わなければなりません。

 

 実戦、ランクゲーム、なんでもいいですがリアルタイムでゲームをプレイしながらで思考する場合は基本的に構いません。

 

 問題は、反省しているときです。

 

 消去法というのはいわゆる数学でいう背理法です。

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 証明したい問題が成り立たないと仮定して、その仮定が間違っていると証明することで正解にするやつです。

 

 [成り立たないことを間違ってる]として正しいと証明するって話です。

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 なんでそんな話したの? って思うかもしれないんですけど、これ結構重要な話なんですよ。

 

 学校の授業で背理法を使うのであれば、それはつまり命題に対して正解がすでに用意されているということですよね?

 学校は、正解がすでに用意してある状態で問題を出しているわけです。

 

 ではつまり?

 

 消去法(背理法)において重要なのは選択肢の中に正解が存在していなければならないのですよ。

 

 

 

 リアルタイムでゲームをしているときに消去法を用いるのはよいのです。

 自分が発想した選択肢でより良い正解を求める。

 

 なにも問題はありません。素晴らしい思考法です。

 

 

 では、時間に追われていない反省のときは?

 

 消去法の怖いところに、選択肢のなかに答えが存在していない場合でも、それが答えだと盲信してしまうところがあります。

 

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 本当の答え:A

 

 本人の導き出した選択肢(プレイ):B,C,D,E,F,G

  消去法によりFが正解だと思った。

 

 本人「消去法で5個も選択肢消したんだからFが正解だろ」

 しかし、実際の答えは...?

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 これが問題点です。

 

 消去法を使うにあたって、時間制限があるなかで仕方なく使う場合はいいのですが、どのプレイが正解だったのかを真に求める場合ではあまり使うのに適していないと思います。

 

 

 

 

 え? じゃあどうやって正解を求めるのかって?

 

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 まあそんな方法、一概にブログで語れることじゃねえですわな、はは。

 強いて言うなら自分よりうめーやつに解説してもらうことですわな、はは。