レーニングで目標を立てておくと遊びやすいです。
ダメージトレード量の基準ができます。
頑張りすぎたり、CSを食わなさ過ぎることが減ります。
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基礎講座8.『レーニングの方針』
1.【キャノンウェーブでリコール】
2.【経験値でリコール】
3.【レーンの勝敗でリコールタイミングが違う】
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1.【キャノンウェーブでリコール】
LoLはキャノンウェーブの一つ手前でリコールするという知識があります。
タワーはキャノンを優先的にフォーカスします。
そのため、前衛ミニオン1体が死んだあとにキャノンが狙われます。
キャノンがタワーを何発も受けてくれてるのでリコールからの復帰時間を稼げます。
ミニオン損失が少ないので、非常に効率的なリコールタイミングです。
キャノンウェーブは3ウェーブごとに出現しています。
1:30が最初の1ウェーブ目なので、2:30がキャノンウェーブです。
次は4:00、5:30、7:00がキャノンウェーブです。
shoveはキャノンウェーブの30秒前に行います。
つまり、2:00、3:30、5:00と6:30がキャノンウェーブの一つ手前です。
ここでshoveすればキャノンミニオンがタンクして復帰時間を稼げます。
画像を貼りますので、shoveと書いてある時間を選んでください。
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余談.
リコールする時間が決まったのであれば、こんなレーニングの方針が決まります。
5:00でマナを空にして帰る。
5:00でHPを2割にして帰る。
これは、あまりにも極端な意見ですが事実です。
リコールするタイミングが決まっているのに、マナが溢れてるのは非効率的です。
もっとマナを使ってアグレッシブにレーニングできるはずなんです。
もちろん、耐久力が低いチャンピオンでHPやマナを減らし過ぎると事故の元になります。
死ぬのだけは絶対ダメなので極端なことは言えませんが、本当のことです。
その前提があるからこそ、shoveの知識が活きます。
マナが足りなくなった状態でリコールはできません。
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2.【経験値でリコール】
例えば、トップやミッドは5:30でレーンに到達したウェーブを処理するとLv6になります。
では、Lv6前に装備を整えておくのはどうでしょう。
Lv6のパワースパイクと合わせて強力な動きができそうです。
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5:00でshoveして、TPでレーン復帰する。
5:30にやってきたミニオンを消す。
するとLv6で1000G近くの装備を手に入れた状態でレーンを迎えられます。
相手も急いでリコールしたいですが、あなたが先にリコールしているためウェーブの主導権を握っています。
さらに自タワー下に来るウェーブを体で止めてみましょう。
相手はリコールしたいのに、ウェーブが止められているためリコールできません。
ウェーブの合流地点がどこであろうと1ウェーブは損失します。
対面に1000G装備を持ったLv6のチャンピオンがいるので、強引にプッシュもできません。
これがリコールタイミングを理解したものと、理解していないもので生まれる差です。
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dopaは電撃イグナイトTFをプレイするときにLv6前リコールをよくやります。
ミッドTFで4:30でshove、リコールから徒歩で戻り5:00の残ったミニオン3体ぐらいAAで取る。
4:30のプッシュ時に後衛ミニオンが2体ぐらい経験値吸えなくてもLv6になれる。
5:30でLv6になるのでRからロームして電撃イグナイトのバーストで落とす。
ミッドレーンはレーンが短いためウェーブ到達が早いです。
そのため、他のレーンよりも早くLv6になります。
トップレーナーはまだLv5のときさえあります。
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3.【レーンの勝敗でリコールタイミングが違う】
これは、そんなに難しい話じゃありません。
説明しやすいので、レーン敗北時から話します。
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レーン敗北のリコールタイミングは【相手がリコールしたら自分もリコール】
相手がリコールするまで耐えるだけです。
これを狙えば、お互いに経験値差は出ません。
自分がレーン敗北したと判断した瞬間にダメージトレードは必要ありません。
相手がリコールするまでHPとshove用のマナを確保しつつ耐えます。
基礎講座7で話しましたが、ウェーブは中央の状態でも良いです。
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以前も添付した動画の通り、1ウェーブだけ処理して次ウェーブには触りません。
動画は勝っていますが、タイミングは同じです。
相手がリコールしたらタワー下に来たミニオンだけ処理して即リコール。
ミニオンが中央で衝突しなくてもいいです。どうせCSは3つほどしか消えません。
無許可でyutaponさんの配信からワンシーンを切り取っています。
DFMとyutaponさん、許してください。
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レーン勝利のリコールタイミングは【装備差が作れるタイミングでリコール】
LoLはレベルごとのパワースパイクの概念があります。
もう一つ、装備にもパワースパイクの概念もあります。
完成品→上位素材→下位素材の順に効率が違います。
完成品や上位素材は付加効果がついています。
下位素材は効果がなにも付いていません。
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ハースバウンドアックス弱すぎだろ...。
下位素材のダガー×2とロングソード×1で950Gなんだが?
ヌーンクィヴァーは正確無比という付加効果がついています。
下位素材はダガー×1とロングソード×2で1000Gですね。
ここにダガー×1を加えて1300Gで換算すると、AD20+AS24%ですね。
ヌーンクィヴァーはAD30+AS15%+正確無比なので、下位素材より強いです。
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このように、アイテムは上位素材や完成品が強いです。
あなたがADCならヌーンクィヴァーが買える瞬間でリコールするべきです。
あなたと相手がゴールド差200Gだとしましょう。
もし1500G貯めてしまうと、相手も1300G貯まってしまいます。
これでは装備差が150Gの詰め替えポーションや75Gのピンクワードになります。
1300G貯まった瞬間にリコールしたと仮定してみましょう。
そうすると、相手は1100Gしか持っていないので下位素材でレーン復帰です。
他にも、レーンの主導権を握っているとしましょう。
あと200Gで1stコアが完成するなら、もう2ウェーブ待つのも強いですね。
相手に1stコアができなければ最強の装備差です。
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まとめ
・リコールタイミングはある程度、チャンピオンによって決まっている
・それに応じてレーニングの方針を決めておく
・キャノンウェーブ、経験値、など決め方は色々ある
・レーンに負けたら、相手が帰ったときに自分も帰る
・レーンに勝ったら、装備差が生まれるときに即リコール