今までの記事よりも長くなるので、二つに分けました。
LoLの遊び方を理解する正念場なので、頑張りましょう。
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基礎講座6.『ターン制』
1.【ターン制】
2.【プロキシ】
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1.【ターン制】
LoLはターン制のゲームと呼ばれています。
けれど、RPGのように自ターンと相手ターンに分かれていません。
我々はリアルタイムに操作していますが、なにを根拠にターン制と呼ぶのでしょうか。
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基礎講座5.『なぜLoLはファームするのか』にて、こんな話をしました。
【LoLは最低でも対面差が五分を維持する】
↓
【自分が得していないと味方を助けられない】
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この、自分が得している状況はいくつか種類があります。
その中でも【ミニオンを食べなくても良い時間】を【ターン】と呼びます。
例えば、自分が先にタワー下へミニオンを押し付けたとしましょう。
敵ミニオンが自分のところまで来る間、暇です。
敵ジャングルにワードを置くことで、隙間時間を有効活用しましょう。
レーンに戻ると、今度はプルウェーブになっています。
わざわざ書かなくても良いですが、理由はいくつかあります。
・敵タワーがミニオンを燃やすせいで、自ミニオンの数が減っているからです。
・自分が外出していたので相手がミニオンを先に触っているのも理由です。
・ミニオンの合流位置も関係しています。
こうして、今度は相手がミニオンをこちらへ押し付けてきます。
敵ミニオンのほうが多く、戦いたくないのでタワー下でファームします。
これがターン制と呼ばれる理由です。
交互にミニオンを押し合つけ合い、ターンをお互いに活用する。
逆に言えば、一方的にプッシュし続けられる状況なら「ずっと俺のターン」になります。
実際、プッシュ負けしてるレーナーのせいで敵ジャングルが味方ジャングルを襲うパターンは頻出です。
ですから、プッシュ力の弱いチャンピオンは低レート向けと言われていますね。
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2.【プロキシ】
さて、ここからターン制を理解したところで次にいきましょう。
ターンというのはミニオンをプッシュしなくても良い状況。
それを言い換えて、対面との経験値差が生まれない状況、とも言えますね。
なので、ミニオンをプッシュしなくても良い状況の代表である【プロキシ】を話します。
相手よりも素早く1ウェーブ押してターン時間を伸ばせます。
主にトップレーナーが行いますが、理屈上は誰でもできます。
まず相手のファーストタワーやセカンドタワーを追い越して先にミニオンを処理します。
本来なら到着まで時間がかかるミニオンですが、追い越して素早く処理したので暇な時間が増えたのです。
以前、基礎講座4.『それぞれの価値』で1キルと1デスの価値が違うと話をしました。
1デスは1キルよりも重いので、死ぬな。という話でしたね。
プロキシは、既にミニオンを全て食べきっているため死んでも困りません。
誰よりも早く定期収入を習得しているため、ミニオンファームの損失が起きません。
今まで何度もデスするなと書いてきましたが、あれはミニオンウェーブを失うのが理由です。
ミニオンウェーブをすべて食べてから死ぬなら、相手に300G入るだけです。
これは大した差になりません。
もっと言えば対面レーナーはプロキシの相手をしてリコールが遅れる可能性も出ます。
敵ジャングラーが来ても、トップにいる間は味方ジャングラーが動けます。
そうじて、殺されたうえでワースの状況が本当に多々あるのです。
これは実際にやってみれば感じるでしょう。
伸びたターン時間は多岐に渡って用途があります。
・リコールタイミングを作る。
・敵ジャングルクリープを奪う。
・敵ジャングラーを襲う。
・ミッドレーンにロームする。
本来、LoLで許されているミニオンを食べなくても良い時間はどのぐらいでしょうか。
普通のウェーブ処理なら20秒から35秒程度なのに、プロキシなら45秒ぐらいまで増えます。
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